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厄年とは?数え方と前向きな過ごし方の考え方

公開 2026-07-17・更新 2026-07-17あなたの占い編集部

厄年とは、人生の節目にあたるとされる年齢のことで、一般に男性は数え年で25・42・61歳、女性は19・33・37・61歳が本厄とされます。科学的な根拠が示されているわけではなく、恐れるための決まりではありません。「体と暮らしを見直す点検の年」と捉え直せば、厄年は自分を労わるきっかけとして前向きに活かせます。

厄年の基本——本厄・前厄・後厄

厄年は、災いが起きやすいとされ、心身を慎んで過ごすべきと伝えられてきた年齢のことです。中心となる年を「本厄」、その前後の年を「前厄」「後厄」と呼び、あわせて三年間を意識するのが一般的です。一般によく知られる本厄は、男性が数え年で25歳・42歳・61歳、女性が19歳・33歳・37歳・61歳。なかでも男性の42歳と女性の33歳は「大厄」と呼ばれ、特に丁寧に過ごすとよいとされてきました。地域や神社仏閣によって年齢や考え方に違いがあるため、気になる方は身近な社寺の案内を確かめてみるのがよいでしょう。

数え年の考え方——満年齢との違い

厄年でつまずきやすいのが「数え年」です。数え年は、生まれた時点を1歳とし、以後は誕生日ではなくお正月(1月1日)を迎えるたびに一つ年を重ねる数え方。つまり、その年の誕生日を迎える前なら「満年齢+2歳」、迎えた後なら「満年齢+1歳」が数え年になります。たとえば満31歳で誕生日前の女性は、数え年33歳で大厄にあたる、という具合です。最近は満年齢で案内する社寺もありますし、早見表を用意しているところがほとんどなので、自分で計算して思い悩むより、参拝先の基準に合わせるのが簡単で正確です。「数え方が違うから」と不安になる必要はありません。

なぜ厄年という考え方が生まれたのか

厄年の由来には諸説ありますが、平安時代の陰陽道に関わる考え方が源流のひとつとされ、江戸時代に庶民へ広く定着したと言われます。興味深いのは、該当する年齢の多くが、人生の転機と重なっていることです。42歳前後は仕事の責任が重くなり体力の変化も感じ始める頃、33歳前後は出産や育児、キャリアの選択など環境が大きく動きやすい頃。昔の人は、統計や医学の言葉を持たない代わりに、「この年頃は無理がたたりやすいから気をつけなさい」という生活の知恵を、厄年という形で伝えてきたのかもしれません。そう考えると、厄年は呪いではなく、先人からの「体を大事にね」という申し送りに見えてきます。

厄払い・厄除けの習わしとの付き合い方

厄年を迎えたら厄払い(神社)や厄除け(お寺)の祈祷を受ける、という習わしがあります。時期は年明けから節分までに受ける方が多いようですが、思い立った時期で構わないとする社寺がほとんどです。祈祷を受けるかどうかは、まったくの自由。「受けたほうが気持ちが軽くなる」と感じるなら受ければよいですし、行かないからといって何かが起きるわけではありません。家族が心配するので付き合いで参拝する、というのも立派な選択です。大切なのは、祈祷を「安心して一年を過ごすための区切りの儀式」として使うこと。形式そのものより、気持ちに区切りをつける効果を大事にしてください。

迷信と上手に距離を取り、点検の年にする

厄年に「結婚や転職を避けるべき」といった話を耳にすることがありますが、これらに根拠が示されているわけではなく、実際には厄年に人生の大きな一歩を踏み出して充実した年を過ごす方も大勢います。おすすめしたいのは、厄年を「点検の年」と読み替えることです。健康診断や歯科検診をきちんと受ける、睡眠と食事を整える、働き方を見直す、保険や貯えを確認する——転機の多い年頃だからこそ、こうした足元の手入れが効いてきます。不安を数えるのではなく、整える項目を数える。そんな過ごし方ができれば、厄年はむしろ、自分を大切に扱うことを思い出させてくれる一年になるはずです。

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