占い入門

占いの種類一覧——命術・卜術・相術と選び方

公開 2026-07-17・更新 2026-07-17あなたの占い編集部

占いは大きく分けて三種類。生年月日などから資質や運気の流れを読む「命術」、カードや筮竹で「いま・この件」を占う「卜術」、手相や顔立ちなど形から読み取る「相術」です。悩みが長期的なテーマなら命術、目の前の選択なら卜術、現状の傾向を知りたいなら相術——この対応を覚えておくと、占い選びがぐっと楽になります。

命術——生まれ持った資質と人生のリズムを読む

命術(めいじゅつ)は、生年月日や出生時間、出生地といった「変わらない情報」をもとに、その人の資質や人生の流れを読み解く占いです。代表的なものに、西洋占星術、四柱推命、数秘術、算命学、紫微斗数などがあります。命術の得意分野は、性格や才能の傾向、人生の大きな節目、長期的な運気のリズムといった「じっくり系」のテーマ。「自分はどんな人間なのか」「これからの数年をどんな心構えで過ごすか」といった問いに向いています。一方で、「明日の面接はうまくいく?」のようなピンポイントの質問はやや苦手。人生の地図を広げたいときに頼る系統、と覚えておくとよいでしょう。

卜術——「いま、この件」を占うのが得意

卜術(ぼくじゅつ)は、カードを引く、コインを投げる、筮竹を数えるといった偶然の要素を通して、「いま、この件はどうか」を占う方法です。タロット、オラクルカード、易、ルーン、ダウジングなどがこの仲間です。卜術の得意分野は、具体的で期限のある質問。「この仕事を引き受けるべき?」「あの人に連絡するなら今週?来週?」といった、目の前の選択や相手のある事柄に向いています。質問がぼんやりしていると答えもぼんやりしやすいので、占う前に「何を知りたいのか」を一文にしておくのがコツ。同じ質問でも時間が経てば状況が変わるため、鮮度が命の占い、とも言えます。

相術——形にあらわれた「いま」を読む

相術(そうじゅつ)は、目に見える形から傾向を読み取る占いです。手のひらの線を見る手相、顔立ちから読む人相、住まいの間取りや方位を扱う風水や家相、名前の画数を見る姓名判断などが含まれます。相術の面白いところは、対象が「変わっていく」こと。手相の線は暮らし方によって変化すると言われますし、風水は部屋を整えることで自分から働きかけられます。つまり相術は、現状の傾向を知るだけでなく、「では環境や習慣をどう整えるか」という改善のヒントとセットで使いやすい系統です。鏡のように現在を映し、手入れの方法まで考えられる占い、とイメージするとよいでしょう。

悩み別・占いの選び方

では、実際にどう選べばよいでしょうか。目安はシンプルで、悩みの「時間の長さ」で選ぶことです。「自分の適職や才能を知りたい」「今年一年のテーマを知りたい」なら、生年月日から読む命術。「転職のオファーを受けるか迷っている」「あの人の気持ちが気になる」といった目の前の具体的な事柄なら、卜術。「最近なんとなく流れが良くない気がする」「暮らしを整えたい」なら、手相や風水などの相術。もちろん組み合わせも有効で、命術で大きな流れを確認してから、卜術で目先の選択を占う、という二段構えはプロの占い師もよく使う方法です。

どの占いにも共通する、健やかな付き合い方

最後に、系統を問わず共通する心構えを。占いの結果は「決定事項」ではなく「視点の提供」です。命術で厳しい時期と言われても、それは「慎重に過ごすと実りやすい時期」という読み替えができますし、卜術で望まない札が出ても、状況と向き合うきっかけにできます。また、複数の占いをはしごして「良い結果が出るまで探す」のは、疲れてしまうもとです。占いは娯楽と割り切って楽しみつつ、参考になった視点だけを持ち帰る。健康やお金、法律に関わる大切な判断は、専門家への相談と自分の意思を軸にする。この線引きさえあれば、占いは人生を豊かにしてくれる、頼もしい文化です。

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